運玉森

ino

2010年05月23日 10:12

バイブル「沖縄県の山」にちなんで…

ひそかに運玉森が注目されているのかな?Googleで検索したらたくさんの人が登っているよう…

標高158.1mととてもお山とはいえない「岳」ならぬ「丘」ですよ。

(運玉森-南部林業事務所HPより転載しました。)

私はOKWVに入りたての頃ちょこちょこ登っていたんです。

ただしルートがあることを知らずに…

運玉に登った方ならわかると思いますが、北東にちょっとしたピークがあり。北のコル(私的名称)があるのです。

私はいつも北東ルートをとり、わかりやすく言えば北東に見える送電鉄塔あたりから取り付いていたことになります。

だいたいにして「藪漕ぎ」訓練の様相。小ピーク手前に差し掛かるところで「焼け野原(私的名称)」に出ると一気に開けて見晴らしは小ピークにかけての登りで振り返れば、中城湾を一望でき一休み。
小ピークにつけば稜線に沿ってコルをてくてく歩いているうちに、そのまま頂上。

当時の頂上の見晴らしは360°の展望で、「制覇―っ」って感じが満喫できたんです。今はそうじゃないみたいですね。

展望がいいのをいいことに、一度ビーチャー君と夜間登攀したことがあります。

中城浦の夜景と登る朝日を拝もうと思い立ち、夜中からごそごそ登りだしたわけです。

それはもう夜景は素晴らしく、酒を煽りながらの頂上宴会。いい塩梅に飲んだくれてビバーグしました。


zzzzzzz(ーー )



(写真はイメージです)
日の出前、少しずつ明るくなる東の空に起こされホエブスを点火、湯を沸かしインスタントコーヒーをいれます。
熱いカップを啜るように飲みながら、我々はいよいよのご来光を待ちました。

その日は雲ひとつなく、水平線から登る朝日はまるで「滝落とし」の荘厳な音楽をBGMを奏でているように、ゆっくりとそして大きく我々の前に姿を現しました。

北にある上原高地に日がさし、次第に西原にまで日が下りてきました。

朝焼けは赤から黄色そして黄金色に世界を照らします。

一筋の光が我々に向かって伸びてきているようにも感じました。

自然に祝福されているような満足感がそこに満ち溢れていました。



運玉森…すきな山です。

でも運玉森はハブの生息地で夜間行軍は無謀でしたね。

写真がないのが残念です。

でももしかしたらねひょっこり出てくるかもしれません。

出てきたら載せます。







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