山に行く人々

ino

2010年07月02日 19:16

「私、足に合った山靴がなくて…オーダーできるところ知っていますか?」

仕事場で唐突に聞かれた。

私の仕事場には私が撮影した山の写真が飾ってあるので、訪れる人は私が山好きだと知っている。

そんなこんなで相談されたりすることがしばしあるわけで…(゜_゜)。

最低でも軽登山靴は3万以上はしたんじゃないかなぁ(うる覚え)。たしかにオーダーはあこがれる。私だっていつかは巣鴨のあの店(ゴロー)でマイシューズがほしいと思っていますが。まだそこまでは…。私の足は市販もので十分問題ない足のようなので事足りています(親に感謝・感謝♪)

ところでこの相談した方は、この夏に富士山に行くことにしているらしい。

今持っている山靴は長時間履いていると指が痛くなるという…ちゃんと履いているのかな?とも思ったりしましたが…とにかく、「オキナワじゃ無理」。そんな店ないでしょう。

…というわけで、あきらめて(?)NEOSさんに新調しに行くらしい。

富士山か…頑張ってほしいものである。



いずれにしても、地方ならではの悩みはつきない。

物がないのだ。ついでに店も…

離島に至ってはさらに深刻だ。

ネット通販の最盛期である昨今とはいえ、靴などは実際はいて見ないことには買う気もしない。気に入っている銘柄がらが決まっているなら何の問題もないけれど、…でもやっぱり他のも気になっちゃう(ーー゛)

山に行く人々は情報誌で新製品には敏感だ。

特に近年のハイテク化は目を見張るものがある。全てのギアがその対象じゃない?

20数年前のギアと比べたら、どれだけっていう話でしょ。

まあ、それを言うならNEOSさんがある今はまだいいのかもしれない。

(ーー゛)


私の初山靴は「キャラバンシューズ」だからね。皮製の山靴なんてどこに買いに行きゃいいのって。

「キャラバン」に問題はないよ。「トレッキングシューズってなによ?」という時代だったからなぁ(゜_゜)

私の相棒ビーチャー君は「キスリング」背負ってたからね。

そんな時代。


でも山に行きたかった。

ハイテクなんて関係ない!ローテクでいいじゃねぇか!

重くてデカイ米軍シュラフ。重いホエーブス。でかくてかさばる伝統のコッフェル。そして三角テント。

ゴアテックスって何物じゃ?(吉幾三風)…作業用黒合羽じゃぞ!軍払い下げのポンチョじゃそ!

作業ズボンにドタ靴。キスリング背負って、タオルを頭に巻いて、でもOKWVの赤いユニフォーム。


それでも山に行きたかった…


それでもあの峰々を仰ぎたかった…


「島の青年」は山を目指した。


話は戻り…

今月、親友が再び山に入る。場所は立山あたりと聞いた。

歳はとったが

やはり「島の青年」…山に行くか!

私も続くよ(^◇^)

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