パキった…∑( ̄□ ̄;)

ino

2009年05月24日 11:28

【パキる】

〔クライミング用語〕 パキる。パキった。パキったようだ。
〔由来〕指の関節がパキッという不気味な音ともに腱を痛めることから由来しているようだ。




要するに上図の筋・建に見る「軟部組織」の外傷。

我々の手は、物を握ったり持ち上げる時に、母指側・もしくは中指側そして小指側の三つのそれぞれが連動した動きでその作業を果たすように出来ている。

よってこのエリアのいづれかもしくは複合したエリアの損傷が考えられる。

痛みは受傷レベルによって様々。私なりに大まかに分類してみた。
1.運動に制限は起こらない。ただし微痛は伴う。形によっては作業遂行可能。
2.関節の可動はなされるが負荷に対して発痛。作業遂行の困難もしくは不可が発生する。
3.痛みによって関節の能動的可動が困難。作業遂行の絶対的不可。

1に関しては早い時期に回復が見込める。一週間~二週間
2に関しては3週間以上もしくは数ヶ月。慢性化する可能性もあり。
3に関しては速やかにしかるべき医療機関〔外科・整形外科〕に受診する事。

1と2は受傷後すぐにアイシングすること。2はテーピングやサポーターなどで固定し患部を安静に心がける。

アイシングは基本的に7分~8分程度の氷嚢でしっかり「冷却する事」。はじめの2~3分は痛みを感じるが以降は麻痺した感覚になり痛みはない。また10分以上アイシングしても効果は8分と変わらないので長くする事は勧めない。30分程度のインターバルを置いて再度アイシングすること。

「パキっ」の音はあくまでも感覚的なものと、実際第三者にも聞こえるものがあるようだ。

これは仮説だが、筋・腱の損傷〔部分も含む〕には激しい痛みや、衝撃感を伴うものが多いので感覚的に「パキっ」はありうる。

外にも聞こえる程度というのは、腱の一部が損傷によって瞬間的に伸延されたために手指関節や指手根関節が「クラック」したせいではないかと考えられるのではないか。

以上「パキる」についての私の仮説です。

また何か解ったら続編をレポートします。





なぜこんな事書いたかというと…

家の倅が「パキった」んですよ∑( ̄□ ̄;)

大体1と2の間ぐらいのレベル。いや限りなく1に近い小指側損傷。

今、休息中です。この際だから勉強してください…と願う父としての私がいます。

でもこの日曜は試しにやってみるそうです。

無理は禁物だよ。いいんじゃないかな~(´・ω・`)

最近ボルに調子ついていたので、「注意」していたんですけど…

やっぱり「ルート」とかやって色々とバリエーション取り入れたりしないとねぇ。

一側面の運動は障害を作りやすいというのは定説。

色々やって幅を持ちながら楽しんでもらいたいですね。






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