アルプスとガストン・レビュファの映画
知る人ぞ知る山岳シネマの草分け
当時(70年代)の若者たちにアルピニズムに対する驚愕を与え、憧れを鼓舞した歴史的な作品だと私は思うのです。
昔、某放送協会で放送されているのを見た記憶があり、すごーく当り前にショックビリビリ状態になった。
ハリウッド映画ばかり見ている人には退屈でしょうけどね…(;一_一)ショウガネェナァ
ガストンの視点から見る山の景色、哲学的な語り口は今、改めて見ると感慨深いのですが、
何よりもビブラム底のごっつい登山靴で、岩壁をスイスイ登っていくガストンが本当にすごい(価値あります!)
派手なセーターも彼が着て山に登ると、これがまた映える映える。本当にうらやましい(カッコいーんだこれが!)
というわけで
アルプス…行ってみたいなぁ
先日、知人からマッターホルンの置物のお土産をいただいたんです。
ツェルマットに観光に行ったらしい…本当にうらやましい…*
いつか、死ぬまでには一回はこの目で見てみたい場所の一つですな(^◇^)
というわけでDVDの中ではガストンもアルプスも相変わらず素晴らしい。
今では山岳シーンも昔とは色々と変わっていますけど
アルピニズムのプリンスプルな精神は全然これからも変わらないんだろうなぁと思います。
映画の中で彼がこう語っています。
「花崗岩と氷雪の前では
クライマーは陶磁器のような存在だ
永遠の像と相対しては
脆さそのものの姿だ
だが意志があれば道は通じる
理解する心さえあれば
計り知れない喜びが生まれる
アルピニストは星に届くまで
そのザイルをのばすのだ」
~ガストン・レビュファ~
…やっぱりカッコいいです。ポエムが渋いです (_ _)
脱帽
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