2009年04月28日
座津武南壁…私の思い
座津武についての私の思いをこれまでに何度か書いてきた。
以前に紹介した昔の座津武ショットは北壁「お父さん」に取り付いている写真があったが
南壁に取り付いたのは単独行のみだったので写真を撮った事がなかったと思っていたが…
前回申し上げたとおりに「写真整理」をしていたんで、
でてきたんです。
もちろん撮ったのは私自身なので被写体にはその姿はありませんが
この写真を見たとき
すぐわかりました。
「…あ…南壁…おかあさん…だ」と
忘れもしません
単独登攀…下降用9mmザイル一本…自作スリング数本…カラビナ(ストレートゲート)数個…
これは自己確保する為のものハーネスなんてないので
現場で使っているような安全帯用のベルトで代用して、全てクローブヒッチで結束すると言う
今思えば幼稚な登攀だった。
危ないと判断したら「捨てプロテクション」で肩がらみで懸垂下降するを繰り返す。
もし落っこちたらそれまでという事は解っている・。だからなんとしててでも自分の中での安全という判断で攀って行く。
一人の岩登りのリスクは一度落っこちていたので知っていた。
恐怖感がないといったら嘘になる。
でもそれ以上に恐怖をを感じている自分が許せなかった。
だからこそ岩にしがみついた。
登攀は支配する行動である。
その支配の意味を私は間違いなく「自分自身」を「支配」するためであった。
途中で一発(ワンゲルで言う小休止)している時思わずあまりにも空と海が青く
そして無機質な岩肌とのコントラストの完璧さに思わず高所にいることを忘れて
シャッターを押した…唯一の南壁の写真…

この写真を御覧になって思い出しただろうか?
取り付いた人のみが知るその絶景…。
とにかく注意して登攀して欲しいものである。
今思えば非常に危険な行動だったこと。冷や汗ものである。
えっ?
登り切ったかって?
登りましたよ゚∀゚)ヘヘヘ
何度目のアタックだったかは忘れてしまった…自分と向き合い支配できたかも一緒に忘れました。
そりゃそうでしょう?
でなきゃまた登りだしやしませんよ。

86年一年の頃ひたすら登った本部アルプスで
以前に紹介した昔の座津武ショットは北壁「お父さん」に取り付いている写真があったが
南壁に取り付いたのは単独行のみだったので写真を撮った事がなかったと思っていたが…
前回申し上げたとおりに「写真整理」をしていたんで、
でてきたんです。
もちろん撮ったのは私自身なので被写体にはその姿はありませんが
この写真を見たとき
すぐわかりました。
「…あ…南壁…おかあさん…だ」と
忘れもしません
単独登攀…下降用9mmザイル一本…自作スリング数本…カラビナ(ストレートゲート)数個…
これは自己確保する為のものハーネスなんてないので
現場で使っているような安全帯用のベルトで代用して、全てクローブヒッチで結束すると言う
今思えば幼稚な登攀だった。
危ないと判断したら「捨てプロテクション」で肩がらみで懸垂下降するを繰り返す。
もし落っこちたらそれまでという事は解っている・。だからなんとしててでも自分の中での安全という判断で攀って行く。
一人の岩登りのリスクは一度落っこちていたので知っていた。
恐怖感がないといったら嘘になる。
でもそれ以上に恐怖をを感じている自分が許せなかった。
だからこそ岩にしがみついた。
登攀は支配する行動である。
その支配の意味を私は間違いなく「自分自身」を「支配」するためであった。
途中で一発(ワンゲルで言う小休止)している時思わずあまりにも空と海が青く
そして無機質な岩肌とのコントラストの完璧さに思わず高所にいることを忘れて
シャッターを押した…唯一の南壁の写真…
この写真を御覧になって思い出しただろうか?
取り付いた人のみが知るその絶景…。
とにかく注意して登攀して欲しいものである。
今思えば非常に危険な行動だったこと。冷や汗ものである。
えっ?
登り切ったかって?
登りましたよ゚∀゚)ヘヘヘ
何度目のアタックだったかは忘れてしまった…自分と向き合い支配できたかも一緒に忘れました。
そりゃそうでしょう?
でなきゃまた登りだしやしませんよ。
86年一年の頃ひたすら登った本部アルプスで
Posted by ino at 12:00│Comments(0)
│思い出の一枚