
2011年04月06日
BOKKA ESSAY~歩荷随想~
東日本大地震で被災された皆様に
心からのお悔やみとお見舞いを申し上げます。
OKWV15th Ino
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歩荷人(ボッカビト・Bokker)は色々考えている。
その私的一部分を紹介します。
<Essay >
歩荷は背負って歩くことが目的であり、そうすることで報酬が得られるので目的になりうるのだ。
報酬はそれぞれでよい…。なにを中に詰め込んでもいい。
広義的にいえば報酬のための手段として歩荷するともいえるが、
報酬と手段が一致しているのだから「目的」としていいと思う。
対して「手段」とするのが渡鳥人(ワンダラー・バックパッカー)である。
彼らは移動することが目的であり、背負って歩くのは手段である。
言わば、背負わなくて済むのであればそれでもいいわけで、それゆえに積載内容は合理化(スリム化)を要求する。
歩荷と渡鳥人は、見た目は一緒のように見えるが、まったく違う
Posted by ino at 13:17│Comments(0)