2012年08月25日
山岳と気象
台風15号なかなかやって来ないのでヤキモキしている方もいらっしゃることでしょう。
この週末に至るまでのすべてのスケジュールを延期したり、中止したりしたんじゃないですか?
まあ台風なんだからしょうがありません。
表では鳥も虫ものんびりしています。まだ緊迫していない空気が漂っていますね。
人間だけがネットやらなんやらで情報を仕入れているせいかな…落ち着きがない。
備えればいいことなんですけど…。
山を歩く者の心得、それは「気象」を抑えること。
科学的見識とイマジネーションを最大限に発揮させなければならない。
あとは「カン」(笑)
山には「直観」みたいなものが必要。
雨が来る前に鼻が利いたり、肌で感じたり。
沢では空間に「カン」を働かす。…天候の条件でこの場所はどうなるのかとか…
この季節ではこの風はいいとか悪いとか…。
自然の中では我々は小さな存在。
協調して行くので精一杯なはず。
神仏のごとく遥か天界からの下界を眺めるような存在ではけしてないはず。

これは衛星が撮った画像、こんなものばかり見ていると下界を眺める「神様」になったつもりになるかも。
とんでもない思い上がり。
自然に対して畏敬の念を忘れず、
知恵と信念で自然と向かおう。
それが人間の叡智となるはずと思いませんか?
Posted by ino at 18:27│Comments(0)
│想い…