2010年03月25日
表妙義行 その2
第一石門
妙義山は奇岩群山系としてよく知られている。入山直後いきなり第一石門の歓迎を受け、その大きなアーチに圧倒される。
朝日を浴びた光の角度のせいか、より一層の迫力があった。
第二石門
この鎖場はアスレチックアトラクション的で高度感もありとても楽しい。
はじめて鎖場を経験する人にとっては、ちょっとした恐怖体験になるかもしれない。
でも小学生ぐらいでも注意すれば簡単に登れるだろう。アルプスなどの山行イメージが培われるかもしれない。
本土の子供たちの山行き環境のよさを少し羨ましく思ったりしながら、「島だったたらどんな山がいいだろう…」などと考えながらスイスイと鎖場をクリアー。チョロッと急登して間もなく巨大な石門(アーチ)が目の前に現れた。
第四石門
ちょうど憩いの広場みたいになっており東屋もある。テラスからの見晴らしは最高。ただしこの日はすごく寒い。
旅館の女将に頼んだお茶を思い出した。
テルモスを取り出し、マグに注ぐと勢いよく湯気が立ち込めた。こういう寒い一発(休憩時)のすごく温かいお茶だというのは本当にありがたい。テルモスの保温力もゆるぎないメーカーへの信頼とともに今に至っている。妙に納得しながら感謝してお茶をいただこう。そうだ、にぎり飯も一ついただいておくこととしよう。
中から温まってすっかりいい感じである。
石門向こうの「大砲岩」へ取り付いた。すごい高度…ヤバすぎ…すぐ向かいの「天狗のひょうだい」もまたいい感じの高度感。
妙義第一石門付近の奇岩群
吹きすさぶ風がだんだん穏やかになってきているのがわかった。
凛とした刺す冷たさはもう感じられない。温かな日差しの中で涼しげで爽やかな風が私の心と体を透くように通って行った。
Posted by ino at 13:27│Comments(0)
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